概略

中学校を卒業した皆さんは1,000の英単語を学習していることになります。おそらく今後もっと英語を海外で勉強し5,000の英単語に増えていく人もいるかもしれません。しかし、たとえば私のように母国語として英語を大学で勉強したものは20,000の単語群(例run, runs, running, ran, runner, runners)を身につけています。あなたはこの数字を見たり、文法を習うことに取られる時間の長さを考え気が遠くなるかもしれません。でも、海外旅行に行くときは文法の本をもっていくより、表現集をもっていくでしょう。

いいニュースあります。何万もの英単語があっても実は大変よく使うのは3,000から4,000語なのです。その中の最もよく使われる1,000語をあなたが理解できれば、75%の書かれたり話されたりした英語が分かる事でしょう。このオーラルコミュニケーションクラスの基本はこれらのもっともよく使われる英単語を楽しくすばやく理解することにあります。

そのために私達は一年を通してビデオ映画を見たり聞いたりします。それぞれのクラスで15分ずつに分けたビデオを見て、40から45個のWEEKLY WORD-LIST(今週の単語)を2つの活動を通して勉強します(心配しないで下さい…45といってもすでに中学校で習った単語も含まれます)。まず一番目の活動のPRONUNCIATION ACTIVITY(発音)ではあなたと決められた相手が先生が言う単語をWEEKLY WORD-LISTから見つけ出します。二番目の活動はもらった台本の抜けている単語を、ビデオを見ながらさっきと同じ相手と一緒に見つけるものです。これらの2つの活動は学期末成績の25%を占めます。授業の一週間後にはWEEKLY WORD-LISTの単語の日本語の意味を理解するWEEKLY WORD-QUIZ(書かれたものから正しい意味を選択する形)があります。WEEKLY WORD-QUIZのためにWEEKLY WORKSHEET(練習用紙)があります。これらのWEEKLY WORD-QUIZも学期末成績の25%を占めます。残りの学期末成績の50%はBIG EXAM(期末試験)で付けられます。その試験はWEEKLY WORD-QUIZの形をもとにしたもので扱う単語が学期全体からなります。(もし授業態度がよくない場合はこれらの成績は下がります。)

このコースを勉強した後、あなたは英語のコミュニケーションでもっともよく使われる約1,000語を身につけるだけでなく、ビデオを通して数千語の自然に話されたり演じられたりした単語を楽しく聞き取ることができることでしょう。